謙虚なリーダーはかっこいい
皆さんの周りにいるかっこいい上司や先輩を思い浮かべてみてください。その人がなぜかっこいいのか、なぜ多くの人たちから好かれるのか考えたことはありますか。そして、自分はどのような人間に見られているでしょうか。「なんかかっこ悪いな」とか「ついていきたくない」などとは思われたくないですよね。あなたも努力次第ではかっこいい上司や先輩のようになれます。その一つの手段として「謙虚になる」というものがあります。それでは、「謙虚になる」についてお話ししていきたいと思います。
謙虚なこと
謙虚とは、自分が偉いと思わず周囲からの意見を素直に受け入れることをいいます。
自分が一番偉いのだと自負し、自分の意見ばかり押し付けてくる人は周りにいませんか。あなたはその人のことを見てどう思うでしょうか。やはり、この人とは話したくないなと考えると思います。
なぜそう思うのかというと、人には承認欲求があります。自分の話を聞いてほしい、自分をわかってほしい、そう思うのが人間なんです。
なので、自分の話を聞いてくれないのに、その人が話したいように話しているのをひたすらに聞くというのは大変辛いことです。だから、相手の話を関心を持って聞いてあげるということ、これが大事になってくるのです。
謙虚になればさらに賢くなれる
謙虚な気持ちで人の話を聞いていると、今まで自分が知らなかった知識や知恵がたくさん学べます。よって、人の話を聞かない人よりも多くのことを学ぶ機会ができます。
それは、部下や後輩の話を聞く時も同じです。部下や後輩の話を一度きちんと聞いて上げると分かるのですが、自分が思っていたよりも良い意見を持っていたり、参考にすべき情報を持っている場合がたくさんあります。聞こうとしなかった人に比べるとこの時点で得をすることがわかりますね。
さらに、話を聞いてあげたことにより先ほどの話に戻りますが、部下や後輩の承認欲求が満たされ、上司が話を聞いてくれた、先輩が相談に乗ってくれたというふうに思われるのです。部下や後輩からの信頼も厚くなることにも繋がるのです。
今からでも謙虚になれる
そんなの今までの性格だから変えようがないよ…、と考えてしまう人もいると思います。
しかしながら、考え次第で謙虚で素敵な人になることができます。あの人は話の分かる人だと周囲から言われる人は、今まで話してきたことを意識的にか、無意識的にか行っています。
統計を取ったわけではないので断定はできませんが、謙虚で素敵な人の多くは自分が好かれる人になろう、人から相談されるような人になろうと意識的に努力してなっています。
まずはそうなろうと努力し始めることが大切です。人の話を聞いてあげ、相手の承認欲求を満たしてあげる。その後に自分の意見を言い、部下や後輩と話し合いながら話を進めていくのです。
そうすれば、部下や後輩、ひいては上司や同期たちもあいつは話が分かるやつだと自分を評価してくれるようになります。そうなれば締めたものです。自分の意見を聞いてくれる人が増え、人との関係が明るくなり、それに比例して仕事のパフォーマンスも上がってくると思います。
最後に
偉そうなことをずらずらと書いていますが、僕自身、後輩との関係に悩んだこともありますし、今でもわからないことだってたくさんあります。
しかしながら、謙虚にいることで自分の人生もよくなる。人との関係もよくなると信じて努力していると相談してくれる後輩が増えてきているように感じます。
そのように努力し始めることが初めは大事なんではないかと思います。皆さんもぜひ謙虚でかっこいいリーダーをなれるようにまずは意識から変えていってください。それでは。